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行動派宣言!/日本フォスタープラン

■月刊『記録』95年6月号掲載記事

■子ども達の笑顔は地球の宝物

■活動の目標

 発展途上国の子ども達が成長の過程でさまざまな価値観に目覚め、持っている能力を十分に伸ばすためには、その地域全体の生活向上と健康的な環境づくりが重要である。そのために、アジア・アフリカ・中南米の30ヶ国以上で子どもに焦点をあてた地域開発活動を行っている。

■発足の経緯

 1937年、スペインの内乱により親も家も失った大勢の戦災孤児を救うため、英国のジャーナリスト、J.ラングドン-デイビスとE.マッゲリッジによって活動が始められた。その後時代の流れにともない、戦災孤児の救済から発展途上国の子ども達と家族、地域社会に対する支援へと変化した。日本では83年に事務局が設立され、翌年フォスター・ペアレント(支援者)の募集が開始された。ペアレントは発展途上国に住む子ども(フォスター・チャイルド)と文通を通して心の交流を持ち、経済的にチャイルドの住む地域の生活向上をを支援する。

■運動の歴史

 フォスター・プランは97年に設立60周年を迎える。この間には長期間に及ぶプログラムの後に「援助の卒業」となった香港や韓国の例も含まれる。最近1年間でベトナム・マラウィ・パラグアイが援助対象国となり、全体の活動は更に拡大している。

■今後の抱負

 広報活動を進め、より多くの方に存在を知ってもらうと共に、支援を仰ぎながらより良い地域開発活動を行う。また、小・中学生などの若い世代にも途上国の現状について関心を持ってもらえるように情報提供を行いたい。

■思い出深い出来事

 12年前にはゼロだったフォスター・ペアレントも現在では5万6千人。日本の援助はとかくお金を送るだけといわれるが、多くのペアレントとチャイルドの心の交流が生まれている。先日も、「妹が生まれたので、『まゆみ』と名づけました」という手紙がアフリカ・セネガルのフォスター・チャイルドから日本のペアレントに届いた。また阪神大震災で被害を受けたペアレントからは「今はまだ水がでない状況ですが、チャイルドの住む地域では何キロも水汲みに行くのが日常だと手紙に書いてありました。こんな時だからこそ援助は続けます」との連絡を避難所からいただき、職員一同感激した。

■工夫しているユニークな方法論

 フォスター・ペアレントのもとには現地から手紙・絵・写真・成長記録などが届くので現地での活動を身近に感じながら相互協力・理解を図ることができる。またフォスター・チャイルドを現地に訪問し、実際にプロジェクトを見ることができる。

■運動の問題点

 子どもに焦点を当てた地域開発活動をしているが、奨学金などの里親制度と誤解さてしまう。今後も一連の広報活動の中で援助金の使途を明確にしていきたい。翻訳や現地の交通事情などで、通信に時間がかかる。援助者に対し現地事情を十分説明するとともに、迅速で細かい対応を心がける。
運動を継続するためのポイント
 現地のプロジェクトの報告を定期的にすること。また援助金や寄付金の使途をはっきりさせること。(奈良崎文乃)

■現在の日本フォスター・プラン協会のウェブサイト
http://www.plan-japan.org/home/

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